日本鹿皮革開発協議会は創立18年目を迎えました
2023年10月2日
2001年のBSE発生によって日本における養鹿経営や鹿肉活用が大打撃を受けた後、シカ資源の活用方向として、日本鹿革の活用を推進するために、経済産業省の支援を受けながら以下のことを進めてまいりました。
① | 野生鹿皮の利用調査、原皮の剥皮の技術指導 |
② | 日本各地の鹿皮の産地別・時期別原皮の特性調査と分析 |
③ | 日本鹿革のエコレザー認定皮革と製品開発 |
④ | 和美紋染革など特殊な革素材の開発、革工芸作品の試作 |
⑤ | 日本鹿革による印伝・金唐革(金彩革含む)の開発と製品 |
⑥ | 鹿革製品の販路開拓や展示会の開催、ファッションショーとのコラボ企画 |
その成果品として、「鹿瑠丹印伝」(2019年商標登録)の製品をはじめ、数多くの商品も生まれています。
当会では今後とも100年先を見越して、今後、賛同する全国の仲間とともに、シカ資源の活用促進に向けて新たな道を切り拓いてまいる所存です。同会の活動に関心を持ち、共に活動されたい方は、以下までご連絡ください。
日本鹿皮革開発協議会 会長丹治藤治(東京都目黒区柿の木坂3-7-16)
E-mail:tanji@ninus.ocn.ne.jp