日本鹿皮革開発協議会 2023年の活動報告とお知らせ
2023年2月23日
2023年が明けて以降も、地球温暖化のさらなる進行や「新冷戦」勃発に伴う世界的なエネルギー・食糧危機の広がり、さらには新型コロナウイルスをはじめとする人畜共通感染症のリスク拡大など、不安に満ちた社会情勢が続いています。
新著の発行
7冊目となる本書では、70年余にわたる獣医師人生を振り返り、故郷・福島県二本松市(旧東和町)木幡や隣国・中国との関わり、獣医師としての任務、トップランナーとして歩んできた養鹿・シカ資源利用の実践と今後の方向性について、既著で触れられなかった内容も含めて新たにまとめています。
タイトル:『鹿の道・唐の道・故郷の道〜三街道を拓く』
仕様:A5判、128頁、オールカラー(写真200点以上)頒価:1,800円(税別)
「ニホンシカの皮革流通」による「良い仕事おこし」へ始動
(株)カルタン(1982年5月8日創業/代表取締役:丹治藤治)は、40年目の節目となった昨年(2022年)9月6日、会社組織としての幕を閉じました。一方、同社が重点対策の一つとして取組んできた「日本鹿皮革開発協議会」(2008年創業/会長:丹治藤治)は、31年目となる本年(2023年)10月を目途に新たな構想での体制つくりと「ニホンシカの皮革流通」に関するネットワーク構築に向けて活動をスタートしました。
その第一弾として、熊本県八代市五家荘のグループ(五家荘地域プロジェクト:炭尚之代表)と日本鹿皮革開発協議会(丹治藤治会長)及び奈良産業株式会社(奈良県宇陀市/南浦良章社長)の三者が、原皮調達から、なめし・染色加工、製品製造、販売に至るまで、「ニホンシカの皮革流通」の推進に向けて連携して取り組むことに合意し、第一歩を踏み出しました。
この枠組み(ネットワーク)に賛同する関係者を広く呼びかけ、「良い仕事おこし」に向けて連携して共働していきます。そのための賛同者を全国から広く公募し、 (株)カルタンの鹿革分野の業績(体験技術とエビデンス)を継承していきたいと考えています。
(参加会員中から抽選により日本鹿革端切れ品を無償提供)
新刊書籍発刊記念行事と鹿革製品展示即売会を開催
ポストコロナ政策によって再びインバウンド(訪日観光客)が急増する中で、有志が連携して、展示会即売会を開催/世界からの訪日者と交流→交易(海外輸出)の拡大を加速化していくことが求められています。
2013年8/6城南信用金庫がよい仕事おこし明るく元気に”フェア開催。
(株)カルタンと日本鹿皮革開発協議会参加/奈良遷都1300年記念創作鹿革衣裳展示会開催。
城南信用金庫吉原毅理事長開会挨拶。来賓復興大臣根本匠氏、福島県副知事ら出席
今年(2023年)の5月〜10月にかけて、新刊書籍の発刊記念行と鹿革製品展示即売会を開催し、鹿資源活用の分野においても、その動きに弾みをつけていきたいと考えています。その実行体制を早急に作ってまいります。 参加者を公募中
以上の情報に関する問い合わせ先
日本鹿皮革開発協議会(会長:丹治藤治)東京都目黒区柿の木坂3-7-16
E-mail:tanji@ninus.ocn.ne.jp