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活動報告

『鹿と鹿文化を考える』をテーマにした講義を実施いたしました

2011年8月8日

静岡大学農学部で、2011年6月23日におこなった講義『鹿と鹿文化を考える(講師:全日本鹿協会 丹治)に』受講生16名が参加しました。受講生の感想を一部ご紹介いたします。

『鹿と鹿文化を考える』での特別講義に対し感想(原文)

静岡大学農学部広域生態学科 (Y.Oさん)

1)日本の鹿文化と歴史について興味深かった事柄
→衣服の始まりが鹿の皮であったこと。
→鹿革の鞣しが部落で行われていたこと。そのことで、現在の鞣し産業が保守的になってしまっていること。
→鹿が"祈り"や信仰のイメージとして宗教にも関係があったこと。

2)鹿革や鹿肉の産物利用についての是非または提案
→鹿肉を食すことについては衛生管理の方法を確率することが大切。
→野生肉を食べる習慣がないし、好みの問題があるため鹿肉の普及はなかなか難しいのではないか。
→研究室で何度か鹿肉を食べる機会があったが、賛否両論であった。
→鹿革は柔らかいのであまり丈夫でない印象があるので耐久性もあることを普及させることが大事。
→日本では狩猟者の数が減少しているので、製品化しても皮や肉の安定供給が難しいのではないか。

3)鹿について他に聞いてみたい内容やその他質問
→鹿の生理生態についてより詳しく聞いてみたい。
→海外での鹿文化や鹿の社会的位置づけ。
→鹿革製品はたまに目にするが、なぜ国産の革が使われないのか。
→日本の狩猟者を増やして行く為にはどうすればよいでしょうか。
→繊維の拡大写真があったが、どの繊維がなぜ良いのかがよく分からなかった。
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